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■URL
http://www.nasdaqnews.com/news/pr99/ne_section99_265.html
http://www.realnetworks.com/
http://www.nasdaq.com/reference/sn_system_problems_1116.stm
米国RealNetworks（ティッカーシンボル RNWK）が、11月22日からNasdaq-100指数に採用されることになった。空運のDelta Air Lines（DAL）によって買収されることになったComair（COMR）と入れ替えられる。
このニュースを受け、16日のRealNetworksの株価は前日比23 3/8ドル高（17%高）の159 3/8ドルと急伸し、終値ベースの最高値を更新した。昨年末の17 15/16ドルから8.9倍もの上昇を示している。
NASDAQ-100指数は、NASDAQ上場銘柄のなかで時価総額上位100銘柄を基本に選定される。よって、NASDAQの大型株指数と位置付けることができよう。RNWKの時価総額は16日現在で116億3,469万ドル。この指数を使ったものとしては、AMEX（アメリカン取引所）にNasdaq-100指数Tracking Stock（QQQ）が上場しており、簡単に言うと指数のおよそ1/20の価格で売買できる。つまり、NASDAQの大型株すべてに比較的小規模の金額で投資できるわけだ。また、このオプションも上場されている。
一方、NASDAQ市場は16日午後3時40分頃から同57分まで17分間、取引システムがダウンし混乱がみられた。トレーダーたちはこの間、電話などで売買執行を行なったようだ。この日は、連邦公開市場委員会（FOMC）で金利引き上げが決定されたという大きなニュースもあって、出来高は14億8,698万株（中断したので実際はもっと多いだろうが）と通常より高水準であったことは確かだが、飛びぬけて多い水準とはいえない。NASDAQでは「ソフトウエアのアップグレードと関係がある」としている。指数終値などNASDAQのデータも正確ではないようだ。
('99/11/17)
[Reported by betsui@impress.co.jp]