クロスウェイブコミュニケーションズは24日、今後の事業計画を発表、高速バックボーンサービスのエリアを拡大するほか、ローカルアクセスやデータセンターなどの新サービスも展開することを明らかにした。同社はIIJ、トヨタ自動車、ソニーの3社により設立された通信会社。
高速バックボーンサービスでは、11月現在で53カ所あるアクセスポイントを、2000年3月までに83カ所に拡大。沖縄を除く全都道府県をカバーする。なお、12月からは、45Mbps以上のサービスについて料金を最大で33%値下げする。
高速バックボーンに接続するための手段として、ローカルアクセス網も構築していく。まず、FWA(Fixed Wireless Access:加入者系無線アクセスシステム)による試験サービスを2000年2月に大阪で開始するほか、4月には東京と名古屋でも開始する。FWAによるローカルアクセス網では、最大で156Mbpsの通信が可能になる。さらにその後は、FWA以外の手段についても検討・導入していくとしている。
このほか2000年には、データセンターのサービスを東京と大阪で開始するほか、国際ネットワーク網についても構築へ向けて準備を進める計画だ。
('99/11/24)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]