■URL
http://java.sun.com/pr/1999/11/pr991124-01.html
http://java.sun.com/products/java-media/
米Sun Microsystemsは24日、「Java Media Framework (JMF) 2.0 API」と、実装の参照モデルを公開した。SunとIBMが共同開発した同仕様は、ストリーミングの音声/動画を含む、メディアの再生や同期、保存、圧縮、配信向けのアーキテクチャだ。
JMF 2.0 APIは、音楽形式のMP3、Macromedia Flash、IETF標準のストリーミング仕様RTP/RTSP、IBMのHotMedia、BeatnikのRich Media Format (RMF)などのメディア形式に対応する。また、JMF 2.0技術は、QuicktimeやAVI、MPEG-1に対応する。開発者はこれらのメディアに対して、効果やトラッキング、レンダリングなど、さまざまな操作が可能になる。
JMF 2.0は、標準版のほか、開発者の用途に合わせて、Solaris、Windows、Webサーバー用に最適化されたバージョンが用意される。なお、同技術は、12月7日からニューヨークで開かれる「Java Business conference」でデモされる予定。
('99/11/25)
[Reported by Hiroyuki Et-OH]