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【業界動向】

NTT-MEと大成建設、インターネット・LANに対応する住宅を共同で提供
プレハブ住宅業界で初めて配線システム標準装備

■URL
http://www.ntt-me.co.jp/news/news1999/nws991125.html
http://www.ntt-me.co.jp/news/news1999/991125/sanko.html (住宅情報配線システム設置イメージ)

 エヌ・ティ・ティ エムイーと大成建設は、インターネット・LANに対応する住宅情報配線システムの共同企画に関する業務提携について合意した。プレハブ住宅業界において、このような配線システムが標準装備される住宅は国内で初めてだという。

 両社は、すべての部屋からインターネットアクセスが可能なLAN対応住宅の企画・開発を行ない、デジタル家電の普及にも対応できる拡張性のある住宅情報配線システムについて、デファクトスタンダードを目指す。既存のLAN部材や施工技術を組み合わせた工法の活用により、価格も現行の建築コストに準じたものにする。特に、標準装備化を検討するのは、情報配線パネル、ダイアルアップルータなどネットワーク機器、先行配管、UTPケーブル、情報コンセントの5つ。

 具体的には、大成建設の主力商品であるコンクリート系プレハブ住宅「パルコン」と、進化型ツーバイフォー住宅「空間王」に、NTT-ME開発の家庭内情報配線システム「ホームLAN」(電話、ISDN、LANの統合配線システム)を標準設備として装備する。販売目標は、年間1,000戸。

 今後は、FTTH(光ファイバーを家庭まで敷設すること)などの高速アクセスに対応する2.4G帯無線LANや、IEEE1394(高速シリアルバス規格)などの技術を取り入れた、次世代ホーム・ネットワークシステムの共同開発を行なうほか、居住者に向けた生活に役立つコンテンツの提供なども積極的に推進していく。

('99/11/26)

[Reported by betsui@impress.co.jp / Yuichi Kanamaru]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp