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http://www.justsystem.co.jp/news/99l/news/j9912011.html
株式会社ジャストシステムは1日、今後ワープロなどのドキュメント関連製品にXML(eXtensible Markup Language)を採用していくとを発表した。今月3日に販売されるJavaベースのワープロソフト「一太郎Ark」を皮切りに来年上半期中にXMLベースの表計算、ドロー、プレゼンテーション用ソフトを製品化する。
これらの各製品はJavaによる共通のXMLエンジンにより実現され、互いにシームレスにデータをやりとりするほか、Microsoft Officeのデータとの互換性なども実現するという。また自然文検索システム「ConceptBase」とXMLを融合させて、より精密な検索や的確な要約などを目指すほか、XMLマークアップ支援なども計画している。なお、従来の「一太郎」などのアプリケーションではXML対応の予定はない。
XMLは構造化させたデータをタグを使って表現する技術で、コンピュータ処理とHTMLのような表示の両方に対応できる。MicrosoftもOffice 2000に導入するなど、今後データベース、Eコマース、デジタル放送分野などへの応用が期待されている。
('99/12/1)
[Reported by kokubu@impress.co.jp]