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【業界動向/新サービス】

ソフトバンク・パブリッシングとWebMD、医療情報提供で合弁会社設立

■URL
http://www.softbankpub.co.jp/ (ソフトバンク・パブリッシング)
http://www.softbank.co.jp/ (ソフトバンク)
http://www.webmd.com/ (WebMD)

 

右から孫ソフトバンク社長、ジェフ・アーノルドHealtheon/WebMD会長、岡崎ソフトバンク・パブリッシング社長

 ソフトバンク・パブリッシング株式会社は1日、米医療情報大手Healtheon/WebMDと共同でインターネットを利用して日本の医師および個人ユーザー向けに医療情報サービスを提供する合弁会社「ウェブエムディ・ジャパン株式会社」を設立することで合意したと発表した。新会社は資本金3億円。ソフトバンク・パブリッシングが60%、Healtheon/WebMDが40%それぞれ出資する。来年夏を目処にWebサイトを開設し営業を開始する。

 新会社は、日本在住の医師・医療関係者向けに有料で最新の医療ニュースや就職・求人サポートなどを提供する一方、一般ユーザーに対しては病気や健康に関する情報やコミュニティーなどを提供する。また、病院・医師の検索サービスや、薬や医療機器などの販売もネット上で行なう。さらに、Healtheon/WebMDが米国で導入している、企業が医師の代わりに購読料を支払う「スポンサーシップ」も導入する予定。

 Healtheon/WebMDは先月11日、米国でインターネットを利用して医療サービスなどを提供するWebMD、Healtheon、MEDE AMERICA、Medcastの4社が合併してできた業界最大手の医療情報配信・業務オンラインサービス会社(本誌5月24日号参照)。現在28万人の医師が契約、一般利用者は250万人に上る。

('99/12/1)

[Reported by kokubu@impress.co.jp]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp