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■URL
http://www.postal.mpt.go.jp/
郵政省が11月30日に開始したインターネット上の「新郵便日数表」サービスで、多数のアクセスが殺到し一時つながりにくくなっていたことがわかった。「新郵便日数表」サービスは、自分と相手先の7桁の郵便番号を入力することで、郵便物の配達予定日や時間帯をWWWブラウザーに表示するもの。
このサービスは、11月30日午前0時に開始された。その8時間後の午前8時ごろから回線が混雑しアクセスしづらい状況になったため、郵政省は、午後2時ごろにサーバーを2台に増設した。しかし、それでも障害は解消されず、現在は5台のサーバーを立ち上げている。
郵政省のWebサイト「ゆうびんホームページ(You Net)」の1日あたりのアクセス件数は約3万7,000件で、同省は「新郵便日数表」サービスの1日あたりの予想アクセス数を1万5,000件程度としていた。11月30日には、予想を4倍ほど上回る約6万件のアクセスがあった。「ゆうびんホームページ」の他のサービスも1割ほどアクセス数が増加したとのことだが、「新郵便日数表」サービスへのアクセスが飛びぬけて高かったことを示している。
郵政省郵務局輸送企画課の話では、新聞やテレビニュースでも取り上げられPRがうまくいったことと、もともとインターネット上での「新郵便日数表」サービス提供への潜在的なニーズが多かったことが予想外の反響を生んだのではないかという。最近では、オンラインでのフリーマーケットやオークションなどの個人間売買も活発になっており、取引された商品は郵送されることが多い。このようなユーザーにとって、取引相手への商品の配達時間予想をWWWブラウザーで参照できるこのサービスへの期待は高かったと言えよう。
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('99/12/2)
[Reported by okada-d@impress.co.jp]