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東芝情報システムは、NTTエレクトロニクス株式会社と株式会社東洋情報システムの3社で、電子商取引やイントラネットなど、限定された範囲で利用するための認証局システム「CAstation@白山」を販売すると発表した。
このシステムは、NTTエレクトロニクスが開発したWindows NT対応のCA(Certificate Authority:認証局)構築ツール「プライベートCAビルダー」をベースに、東洋情報システムの大規模向けのディレクトリサーバー「i500」を組みあわせて作ったもの。「CAstation@白山」はサン・マイクロシステムズ社のSolaris用で、1万人以上の大規模なCA局が構築可能だ。証明書は業界標準のX.509に準拠。1ユーザーに対し、複数の証明書を発行することもできる。ユーザー登録および証明書の発行は、すべて管理者が実行する。
「CAstation@白山」は、政府機関が進める電子入札や、インターネットプロバイダー、ASP(Application Service Provider)といった通信業界、インターネット証券取引などの金融業界などをターゲットにしている。初年度、10億円の売り上げを見込む。
(1999/12/10)
[Reported by junko@impress.co.jp]