人材リクルートのためのソフトウェアやサービスを提供しているWebhireは9日、たくさんの候補者の中から適切な人材を発掘する技術を有するスタートアップ企業Eployment.comに出資したことを明らかにした。出資金額などの詳細は明らかになっていない。
Eployment.comの持つ技術は3つある。分析、評価、候補者との通信手段である。このサービスを利用する人事担当者はまず独特の30からなる質問に答え、自社の必要とする人材をシステムに記憶させる。システムはそれに従ってたくさんいる候補者の中から適切な人材をキーワードを履歴書の中から検索することによって探し出す。該当した候補者は次にWeb上の自己評価テストを行ない、その結果次第で人事担当者は適切な仕事を割り当てることができる。さらに人事担当者が候補者とオンラインでチャットして面接したり、迅速に連絡が取れるように工夫されたメールボックスを利用することもできる。
Webhireはソフトバンクから出資を受け、Yahoo!とも提携しているリクルートサービス企業。現在米国では主にハイテク業界で深刻な人材難に悩まされており、以下に適切な人材をたくさん雇用するかが目下の関心事となっている。そのため主にハイテク業界の人材を雇用するためのサービスを提供するインターネット上のベンチャー企業が数多く登場している。
(1999/12/10)
[Reported by taiga@scientist.com]