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■URL
http://www.toppan.co.jp/aboutus/release/article311.html
有料コンテンツサイトを運営する凸版印刷の「bitway」は、有料コンテンツに関する調査結果を発表した。今年の7月～8月にかけて、goo、yahoo、フレッシュアイのユーザーを対象に、Web上でアンケートを採ったもの。有効回答数は26,594人。男女比率は、男性83%、女性17%。年齢は、10歳未満～60代後半まで。
調査によれば、有料コンテンツ購入経験の男女比率は、男性が24%。女性17%。インターネットの利用期間別の購入経験を見てみると、「有料情報を1回も購入したことがない」と回答した人は、利用期間半年以内のユーザーが88％。利用期間3年以上のユーザーは65%だった。また、有料情報の購入利用経験があると回答したのは、利用期間半年以内のユーザーが7%、利用期間3年以上のユーザーで23%となっている。
一方で、学生ユーザーのうち、パソコンなどのオンラインショッピングを除いた有料情報の購入経験について、85%が「一回もない」と回答している。
購入経験がある情報（複数回答）を見てみると、「各種データベース」が5.2%、「素材」が5.1%、「メールマガジン」4.3%など、ビジネス情報に人気が集まっていることがわかる。なお、「女性グラビア」は意外と少なく2.6%にとどまった。「観賞用音楽」は2.5%、カラオケデータは2.1%。データベースや素材など、ビジネス向けの情報は、今後購入したい情報としても、トップに上がっている。なお、女性に人気がある有料コンテンツとしては、「占い」が5.7%となっている。
一カ月に出費できる金額は、「1,000円未満」がトップで、男性34.7%、女性43.5%。一方で、「いくらでも」と回答した人で男性2.0%、女性で0.9%いる。
今後の購入動向としては、全体の45%が「有料でも情報を購入したい」と答えており、特に30代～40代の回答者では、「半数が今後購入したい」と答えているという。
インターネットは無料サービスが一般的だと思われている中で、半数近くが有料コンテンツの購入を希望しているのは、興味深い。
今回の調査結果は、gooやyahoo、フレッシュアイなどのポータルサイトの利用者を対象にしており、比較的インターネットにアクティブなユーザーであることを考慮して見た方がいい。
(1999/12/14)
[Reported by junko@impress.co.jp]