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【業界動向 / ソフトウェア】

米HP、電子商取引プラットフォーム「e-speak」のソースコードを公開

■URL
http://www.e-speak.net/
http://www.e-speak.hp.com/ESPEAK_NEWS_OPENSOURCELAUNCH.shtm

 米Hewlett-Packard(HP)は13日、同社が提唱する電子商取引用のプラットフォーム「e-speak」のソースコードを、インターネット上で無償公開した。同社は11月にソースコードのベータ版と開発ツールキットを配布しており、12月に正式版のソースコードを配布すると発表していた。

 同社によると、既に1,000人以上のソフトウェア開発者が、e-speak上のアプリケーション開発でHPと協力。さらに100社以上が、e-speakのサービス開発で協力しているという。サービス開発の例として、Ericssonのエンジニア派遣に関する電子サービス、Helsinki Telephoneの訓練サービス向けの仲介サービスなどを挙げている。

 E-speakは、HP Labsによって開発されたインターネット・ソフトウェア技術プラットフォーム。HPでは、HTMLがWWW上の情報へのアクセスや検索を容易にしたように、e-speakはインターネット上のサービスへの要求や検索を可能にするとしている。

 HPにとって、E-speakは、インターネットをWebサイトの集まりから相互接続した電子サービスへと発展させるというビジョンの中核をなす。HPによると、E-speakは、インターネットのシステムやサービスに知的な会話を可能にするもので、例えば、4人用の部屋を持つレストランを探すよう要求すると、即座に見つけ出して予約するといったことが可能になるという。

(1999/12/14)

[Reported by Hiroyuki Et-OH]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp