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NTTコミュニケーションウェア（NTTコムウェア）は14日、Hewlett-Packerdの組み込み用Java環境であるChaiのライセンスを取得したと発表した。これを利用したモバイル向けの次世代情報サービス基盤を開発する。
携帯端末への実装方式やサーバー用エージェント技術など、モバイル向け情報サービスの基盤となるフレームワークを開発。これに基づいた製品を携帯電話事業者や端末メーカー、サービスプロバイダーへ提供していく。2000年1月にもプロトタイプを開発した後、同年半ばにはアプリケーションを発表、同年末にはサービスの開始にこぎつけたいとしている。具体的なサービスとしては、チケットやホテルなどの各種予約サービスを統合して提供する“インテリジェントスケジューラー”や、自動販売機の支払いが携帯電話で行なえる認証・決済サービスなどが想定されている。ただし、現時点では採用を予定している携帯電話事業者や端末メーカーは決まっていないという。
(1999/12/14)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]