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■URL
http://www.nic.ad.jp/jp/index.html (JPNIC)
日本ネットワークインフォメーションセンター（JPNIC）は15日、「サイバースクワッティング」と呼ばれる不正なドメイン名の登録についての紛争解決ポリシーを制定するため、「ドメイン名の紛争解決ポリシーに関するタスクフォース」を設置することを発表した。
サイバースクワッティングとは、他者の商標などのドメイン名を先に登録し、高額で転売しようとしたり、ユーザーに混同させてサイトに誘導させようとする行為。JPNICによると、米国ではすでにいくつかの裁判例があるものの、日本では裁判による解決の動きは少ないという。また、新しく世界のgTLD（.COM、.NETなどのドメイン）を運営するICANNでは、ドメイン名紛争解決ポリシーを取り決めており、紛争解決の申し立ても出されている。
JPNICではこうしたICANNの紛争解決ポリシーの日本へのローカライズを目的とし、タスクフォースを設立して作業を進める。タスクフォースはJPNIC運営委員会の外部答申委員会の位置付けとなり、審議結果を運営委員会に答申する。2000年3月下旬に一般への告知とパブリックコメントの募集を実施し、5月下旬に最終文書を策定・公表する予定となっている。
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(1999/12/15)
[Reported by masaka@impress.co.jp]