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【サービス】

CSKネットワークシステムズなど7社協業で、ECサイト構築サービス開始
価格が従来の十分の一、1週間で構築も可能

■URL
http://www.e-netasp.com/ (EC-ASPサイト、準備中)

会見する協業7社
 CSKネットワークシステムズをはじめとする7社は20日、共同で各社の製品やサービスを組み合わせ、アプリケーション・サービス・プロバイダー版EC(電子商取引)サービス「One Week Commerce」を来年2月から開始すると発表した。

 ECビジネスを展開する場合、専門知識が必要で多額な初期投資・費用がかかる上、構築までの時間がかかるなど問題や障害が多いとされる。同サービスでは、これらの問題を追求し、従来の十分の一以下の価格で、カスタマイズを必要としない場合(テンプレートによる構築)のECサイト構築期間1週間を実現した。

 ECビジネスを開始・運営するために提供するのは、サービスに必要なシステム環境、サイト構築に係るツール、クレジットカード決済サービス、マーケティングを支援するログ分析サービス、オークションサービスなど。サービスの利用申し込みはASPであるCSKネットワークシステムズが総窓口となり、ワンストップでサービスを立ち上げることができる。

 CSKネットワークシステムズのEC-ASPのサイトから申し込み、「コマース・サイト・ビルダー」のウイザードにしたがって入力していくだけで、本格的なサイトが構築できる。カスタマイズしない場合は、即日にでもECサイトを立ち上げられることから、申し込みをしてからテストなど一連の処理を1週間以内に完了することができるわけだ。

 サービスの申し込み受付は来年1月17日から。料金は、システム環境とサイト構築ツールの利用権の基本サービスセットで、初期登録費用が1サイトあたり30万円、月次運用料金が固定料金として1サイト200トランザクション(商品の発注が200件)まで6万3,000円、201件を超える件数は従量料金として150円Xトランザクション数となる。

 受付窓口として、サービス全体のコーディネートやサポートはCSKネットワークシステムズが行なう。協業する他社は主に、サイトデザインが専門知識が要らないサイト構築ツール「コマース・サイト・ビルダー」、サイバーキャッシュがクレジット決済機能「サイバーキャッシュ・キャッシュレジスター」、フロントライン・ドット・ジェーピーがWebログ分析ツール、CSK・エレクトロニクスが「リアルタイム・オークション機能」、コンパックがサーバーなどハードウェアに関する技術的サポート、マイクロソフトが「Microsoft Site Server 3.0」などサーバーソフトとそのサポートを、それぞれ提供する。

(1999/12/20)

[Reported by betsui@impress.co.jp]


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