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http://www.ac.com/news/newsarchive/12.99/newsarchive_122099.html
米国の調査会社Andersen Consulting社は、「25%のオンラインショップで買い物に失敗した」との調査結果を発表した。この調査は、クリスマス商戦を前に、実際の小売店が運営するオンラインショップと、店舗を持たないオンラインショップを比較したもの。同社では、通常の小売店(Retailers)に対して、Amazon.comなどの実際の店舗を持たないオンラインショップを「eTailers」と呼んでいる。
調査結果によると、100のオンラインショップで480の商品を注文したが、実際に届けられたのは350商品だったとのこと。25%のオンラインショップでは、システムのクラッシュ、使用制限、工事中などの理由で買い物ができなかったという。Andersen Consulting社では、今回のクリスマスシーズンでは、オンラインショッピングが、本当に便利で、速く、安いものなのかということが根本的な問題になってきたとしており、「まだ、Webで買い物をするのは、よりよい方法ではない」としている。
ほかにも調査では、オンラインショップに関する興味深い結果が出された。それによると、小売店のサイトでは、注文が完了するまでに14分かかったが、eTailersでは11分で済むとのこと。また、商品の種目によって注文から届くまでの期間が異なることもあげており、音楽商品は7.4日間かかるのに対し、電気製品は3.9日間で届いたという。
(1999/12/21)
[Reported by okiyama@impress.co.jp / Hiroyuki Et-OH]