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■URL
http://www.VeriSign.com/press/1999/product/1221_wap.html
電子認証サービスの米VeriSignは21日、携帯電話向けにインターネットアクセス機能を提供するWAPのサーバーとゲートウェイ向けの電子認証サービスを発表した。Motorola、Nokia、Phone.comなどのサーバーに対応し、電子証明書を発行する。
電子認証は、インターネット上で通信の暗号化や本人証明を可能にする。British Telecommunications、Certplus、DDIなどの電子商取引事業者が、興味を示しているという。
VeriSignのWAP電子認証は、WAPアーキテクチャのセキュリティ層「無線トランスポート層セキュリティ (WTLS)」を利用する。WTLSはセキュリティ接続を管理するインターフェイスで、アプリケーション間でプライバシー、データの完全性、認証などを提供するよう開発されたレイヤーだ。
日本でWAPサービス「EZweb」を提供するDDIのHiroshi Sakai氏は「近い将来、WAPサーバーに電子認証を追加することにより、信頼性が高い電子商取引アプリケーションを実装できるようになる。当社は、VeriSignの電子認証サービスに大変興味を持っている」とコメントしている。
VeriSignは開発者やサービス事業者向けに、WAPサーバー認証を無料で60日間試用できるサービスを、2000年2月28日まで提供する。製品に使用する場合の料金は年間795ドル。
(1999/12/22)
[Reported by Hiroyuki Et-OH]