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【業界動向】

ISP利用契約の約款モデルで
児童ポルノやネズミ講の禁止を明確化

■URL
http://www.telesa.or.jp/html/model/model_index.htm

 テレコムサービス協会は24日、ISPが利用契約に規定すべき項目をまとめた「インターネット接続サービス契約約款モデル条項」のα版を公表した。

 モデル条項では、「禁止事項をできる限り具体的かつ明確に規定」したとしており、「わいせつ、児童ポルノまたは児童虐待にあたる画像、文書等を送信または掲載する行為」「無限連鎖講(ネズミ講)を開設し、またはこれを勧誘する行為」など、ユーザーの禁止事項についての記述が盛り込まれた。このほか、通信の秘密や個人情報の保護について規定を設けた点や、ユーザーとISPの相互の権利および義務を明確化したのがポイントだとしている。同協会では今後、モデル条項の普及を図っていく。

(2000/1/25)

[Reported by nagasawa@impress.co.jp / ymasa@wizvax.net]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp