■URL
http://www.w3.org/2000/01/xhtml-pressrelease.html (発表)
http://www.w3.org/TR/xhtml1/ (仕様)
WWW関連技術の標準化を担当するW3C(World Wide Web Consortium)は26日、XMLベースの次世代HTML仕様である「XHTML 1.0」を勧告として発表した。
XHTMLはHTMLの次世代仕様で、HTMLをXMLにより再定義したもの。HTML 4.0に続く規格で、従来のHTMLより厳密な文法(タグでは小文字、開始タグと終了タグを対にして使用、など)が定義されている。利点として、XMLの文法に従うことで、拡張性やモジュール化機能、機械処理のやりやすさが挙げられている。XMLベースの規格であるSMIL、MathML、RDFなどのデータとの組み合わせも可能となる。またW3Cでは、モバイル機器対応やアクセシビリティ対応も容易になるとしている。
なお、発表にあたって公開された推薦状では、コンピュータやソフトウェア、モバイル機器などの主要企業がXHTMLの実装を表明しており、実際に次世代HTML標準となりそうだ。
(2000/1/27)
[Reported by masaka@impress.co.jp]