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■URL
http://www.apple.co.jp/ftp-info/reference/open_transport_2.6_update.html
アップルコンピュータは7日、Mac OS 9.0などで報告されていた「DHCP問題」を修正し、あるタイプの「DoS (Denial of Service)」攻撃に対応した、TCP/IPモジュールの最新版「Open Transport 2.6」アップデータの配布を同社サイトで開始した。
「DHCP問題」とは、Mac OS 9.0を使用しているか、Power Mac G4やiBook、iMacでMac OS 8.6とOpenTransport 2.5.1か2.5.2を使用している場合、ダイアルアップルータを使用してインターネットに接続できないという問題が生じることがある、というもの。これらのバージョンのOpen Transportでは、ダイアルアップルータのDHCPサーバに対してIPアドレスの要求時間が長く設定されているため、要求が受け付けられない場合にリトライを異常に繰り返すのが原因だ。今回の2.6では、このような問題が解消されている。
アップデートの方法は2種類ある。まずはアップルのサイトからアップデータをダウンロードする方法。もう1つの方法は、Mac OS 9.0を使用している場合、コントロールパネルの「ソフトウェア・アップデート」で「今すぐアップデート」をクリックし、ソフトウェア・アップデート自身をバージョン1.1にアップデートした後、これを使ってOpen Transportをアップデートする方法だ。
アップデータをインストールすると、機能拡張の「Open Transport」と「OpenTransport ASLM Modules」が、それぞれバージョン2.6にアップデートされる。
(2000/2/8)
[Reported by Hiroyuki Et-OH]