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【新サービス】

Webブラウザーからユーザーサポートと通話できる

ISF、企業向けのインターネット電話サービス「e-Phoneダイレクト」を開始

■URL
http://www.isf.co.jp/e-phone/

 インターネット関連のベンチャー企業アイエスエフ(以下ISF)は、2月17日よりVoice over IP技術を利用した新サービス「e-Phoneダイレクト」の提供を開始した。
ソフトで通話中の状態

 これはWebブラウザーから一般電話やコールセンターなどへの通話を可能にする、企業向けのサービスとなる。
 提供する企業側は、自社のWebページにJavaScriptとボタンを張り付けるためのHTMLを加えれば導入が完了する。ユーザーが利用する時は、企業のWebページにある“電話ボタン”を押すと、ユーザーのPCにソフトがダウンロード、インストールされる。インストール後に自動的にソフトが立ち上がり、“callボタン”を押せば企業の指定した通話先へインターネット電話がかかり、通話できる仕組みとなっている。

 通話はユーザー側には無料で、企業側に1通話25円/分、以後15円/分の通話料が加算される。企業側は導入時に初期費用3万円、月額基本料金6,000円(5,000円の通話料を含む)がかかる。ユーザー側はWindows環境でInternet Explorer4.0以上かNetscape Navigator4.0以上を使用し、全二重のサウンドカードやマイク、スピーカーの装備が必要となる。

 ISFでは、ユーザーサポートやオンラインショップなど、インターネットに接続している際に電話をかける需要が多い分野で有効なサービスとして「e-Phoneダイレクト」をアピール。特に現在、フリーダイヤル「0120」で顧客の電話応答を行なっている企業に向けていく。またこのサービスでの2000年度の売上げが、約5億円に上ると見込んでいる。

(2000/2/18)

[Reported by aoki-m@impress.co.jp]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp