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■URL
http://www.ntt-east.co.jp/release/0002/000218.html
http://www.ntt-west.co.jp/news/0002/000218.html
NTT東日本とNTT西日本は、1999年11月から実施しているインターネット接続専用の定額制ISDNサービスについて、提供料金の値下げと提供地域の拡大を正式に発表した。新料金、および新地域へのサービスは、5月から適用される予定。
料金は、現行の8,000円から4,500円に値下げされる。また、提供地域については、NTT東日本の担当地域が、現行の東京都新宿区、大田区、渋谷区の3区から、東京23区へ拡大、また、NTT西日本では現行の大阪市中央区、北区、吹田市から、大阪府下すべての市制施行都市にそれぞれ拡大される。
また、ISPが、ユーザーの回線を収容する「ISDN加入者モジュール」を設置しているNTT収容局内に直接ネットワークを接続する場合は、月額利用料2,900円で提供するという新メニューも発表された。通常の定額制ISDNサービスの場合、NTT収容局からISPのネットワークまではNTTによる「地域IP網」を利用するが、その地域IP網を使用しない分、サービス提供料金が安くなるというわけだ。ただし、現段階では対応サービスを提供するISPは発表されていない。
NTTでは、定額サービスの利用料金について当初1万円前後を予定していたが、「高すぎる」との批判を受け、結局8,000円でサービスを開始した。それでもまだ「高すぎる」との批判は変わらず、それらの声を受け今回の値下げに踏み切ったとみられる。
(2000/2/18)
[Reported by okiyama@impress.co.jp]