マジックソフトウェア・ジャパン、BtoB電子商取引ソリューション「eMerchant」を販売

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　Webソリューションベンダーのマジックソフトウェア・ジャパンは22日、同社のWebアプリケーション開発ツール「dbMAGIC」によって開発された企業間電子商取引（BtoB EC）ソリューション「eMerchant」を3月1日から販売すると発表した。

　もともと、「eMerchant」は「dbMAGIC」の販売強化を狙い「dbMAGIC」を使ったWebアプリケーション・テンプレート開発例として、昨年の「Internet Commerce Expo」に出品したもの。商品化のニーズが高かったため販売に踏み切った。

　「eMerchant」を導入することで、比較的短期間、低コストで企業間取引システムを構築できる。顧客認証機能を使用することで、企業は顧客グループにあわせた価格や出荷、支払いなどの内容を個別に設定、変更することが可能。ログイン時に、顧客の個人情報を識別し、言語、通貨単位などその顧客に合わせたページを自動的に表示することもできる。

　また、顧客がカタログと発注フォームを自分用にカスタマイズすることができる機能もある。さらに、Javaベースの独自技術Magic Web Onlineテクノロジーにより、ブラウザー上にロジックをインプリメントできるため、サーバーに毎回変更を送信したり、応答を待つ必要がなく、顧客が発注に要する時間と作業が短縮できるという。

　ただし、「eMerchant」には決済やセキュリティーの機能はない。

　価格は、最小構成でWindows NT版が500万円、UNIXおよびAS/400版が700万円。初年度50セット以上の出荷を見込んでいる。

(2000/2/22)

[Reported by betsui@impress.co.jp]