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【新製品】

松下と九州松下、モニターとナビ一体型のインターネット対応カーナビを販売
電話をかけてきた人の位置をカーナビ上に表示する機能も

■URL
http://www.panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn000303-2/jn000303-2.html

 松下電器産業と九州松下電器株式会社は、インターネットや電子メールができて、モニターやナビなどが一体化したポータブルカーナビ「ネットワークデル NAVI」KX-GT30シリーズ4機種を4月1日より発売すると発表した。価格はベーシックモデル「KX-GT30」が105,000円~、テレビチューナーやVICS/D-GPSを内蔵し、アンテナなどをフルセットにしたモデル「KX-GT30KTZ」が175,000円。

 どのモデルでもDDIポケットの「H"」に対応し、64kbpsの高速通信ができるほか、通常のPDCの携帯電話でも接続できる。インターネット接続するには、別途プロバイダーとの契約が必要になる。DDIのインターネットサービスDIONを推奨した簡易設定機能があるが、他のプロバイダーも利用できる。なお、iモードとの連携は未対応だ。

ボタンひとつで接続可能

 もうひとつの大きな特徴は、H"対応のPHSを対象にした、ナビ上に電話をかけてきた相手の場所が表示できる「ル・モテ サーチ」機能があることだ。DDIポケットの位置情報サービスを応用したもので、DDIポケットがサポートして開発されたもの。このサービスは、電話をかける側がH"対応の端末で位置通知の意思表示を行なった後、KX-GT30シリーズに接続したH"端末に電話をかけると、カーナビ上にかけた側のおおよその位置情報が表示されるサービスだ。1回につき30円かかる。もちろん、位置が表示された状態で「そこへ行く」ことを指定をすれば、現在位置からそこまでのルートも設定できる。お迎えや不慣れな土地での待ち合わせに便利だ。

 なお、誤差は、およそ200メートルの範囲ということだが、松下が試したところでは4~50mの範囲だったという。

(2000/3/6)

[Reported by junko@impress.co.jp]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp