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【新製品】

富士通ビジネスシステム、「WebAS for コンテンツマネジメント」提供開始
コンテンツ作成・管理の効率アップを可能に

■URL
http://www.fjb.co.jp/back/1203_13.html
http://www.openmarket.co.jp/

 情報サービス大手の富士通ビジネスシステムは、ECソリューション米Open Market社と販売代理店契約を締結を発表した。これに伴い、Open Market社のシステムをベースにした日本初のコンテンツ管理システム「WebAS for コンテンツマネジメント」の提供を開始した。

 富士通ビジネスシステムは98年6月にネットスケープ社とWebアプリケーションサーバー(以下“NAS”)について協調関係を締結し、Webシステム構築ソリューション「WebAS」の販売を開始している。一方のOpen Market社は、ECシステムのバックオフィス業務アプリケーションで米国1位のマーケットシェアを持つ企業で、大規模サイトの管理運用を合理化するコンテンツ管理システム「IPS」(Internet Publishing System)を、NewsWeekやWashingtonPostなどの大手サイトに導入させたことでも知られている。

 今回提供開始した「WebAS for コンテンツマネジメント」は、大規模サイト向けのコンテンツ作成・管理システムだ。コンテンツ制作側はWebブラウザーからコンテンツの作成・編集を行なうもので、デザイナーやライターなど複数の人数が関わる場合も、コンテンツのバージョンを管理しながらグループウェア的な感覚で作成できる。また配信時には各ユーザーに合わせたパーソナライズや、WAPやPDAなど多様な形態に合わせた表示が容易に行なえるようになっている。

 日本ではすでにZDNet Japanが導入を表明しており、7月より「WebAS for コンテンツマネジメント」を使用した記事作成と配信を開始する予定だ。対応プラットフォームはSolarisとWindows NT、価格は937万5,000円からとなる

 富士通ビジネスシステムでは現在出版系サイトに加え金融やオンライン予約サービスなどと交渉を行なっており、年内に40件の販売を目標としている。

(2000/3/13)

[Reported by aoki-m@impress.co.jp]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp