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【業界動向】

ソフトバンクグループ2社が合弁で海外企業向けインキュベーション会社設立

■URL
http://www.commerce.softbank.co.jp/press/000323.htm
http://www.sbcap.com/
http://www.sbvc.com/

 ソフトバンク・コマースとソフトバンク・テクノロジーは23日、海外ベンチャー企業の日本市場への参入や事業活動を支援する総合インキュベーション会社「ソフトバンク・イーエントリー」を合弁で4月1日に設立すると発表した。

 新会社の資本金は3億円で、出資比率はコマースが90%、テクノロジーが10%。当初は、ネットワーク分野の米国未公開企業を対象に、日本へ進出するためのオフィス設立支援、販売やサポートチャンネルの紹介、アライアンス支援などを「e-ENTRY Business Start-up Service」として提供していく。

 また、米国ソフトバンク・グローバルベンチャーズ、米国ソフトバンク・ベンチャーキャピタルと連携し、日米市場における戦略的提携の提案を行なっていくとともに、米国における株式公開や、日本の現地法人のナスダックジャパン上場まで視野に入れた事業支援を展開していく方針。

 新会社は初年度に5社程度の事業支援を開始し、3年後の2002年度には年間収入50億円を見込んでいる。

(2000/3/23)

[Reported by betsui@impress.co.jp]


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