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【業界動向】

東芝、製品開発とマーケティングでオラクルと共同

■URL
http://www3.toshiba.co.jp/cn3/net_b/index_j.htm (東芝)
http://www.oracle.co.jp/ (オラクル)

 東芝は29日、インターネット分野での新事業として「ネットビジネス・プラットフォーム」を、4月から日本オラクル(以下オラクル)と共同して展開すると発表した。

 東芝とオラクルはこれまで15年にわたる事業提携関係を続けており、今事業でも製品開発とマーケティングを共同で行なっていく。事業内容は、ネットビジネスを展開する際に必要となるハードウェアやソフトウェアを、オラクルのデータベースシステムと東芝のサーバー製品を中心としてシステム構築し、サポートサービスと併せて提供するものになる。

 この事業の第一弾として、オラクルのWebコンテンツ変換サーバー製品「Oracle Portal-to-Go」およびモバイル用データベース「Oracle8i Lite」を採用。「Oracle Portal~」を中心として、iモードなどの携帯端末向けにWebコンテンツの形式変換を行なうゲートウェイシステムを開発する。さらに、Javaベースのサービスを携帯端末で利用できるように東芝が開発したJava技術を取り入れた製品も開発し、プラットフォームに組み込む予定だ。また共同マーケティングのために「ネットビジネスグループ」と「オラクルサポートオフィス」の2部署を新設し、2社の緊密な協力を図っていく。

 東芝はこの「ネットビジネス・プラットフォーム」事業で、初年度500億円、2002年には1,000億円の売上高を目指す。

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(2000/3/29)

[Reported by aoki-m@impress.co.jp]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp