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【業界動向】

ベッコアメにも外資が参加、米PRIMUSが38%の株式取得

■URL
http://www.primustel.com/docs/pr040300.html

 ベッコアメ・インターネットも、ついに外資を受け入れることが明らかになった。世界規模のネットワークインフラを所有する米通信会社のPRIMUS Telecommunications Groupが、日本法人を通じて、ベッコアメ・インターネットの株式の取得する。米PRIMUSが3日にも正式発表する。

 ベッコアメが実施する12億円の第三者割当増資のうち、11億2,000万円をPRIMUSが引き受ける。これにより、PRIMUSはベッコアメの株式の38%を所有することになる。また、48%まで取得できるオプションも付く。

 PRIMUSは、同社のもつインフラをベースにインターネット事業を強化しており、すでに北米、オーストラリア、英国、ドイツ、ブラジルでISP事業を提供している。今回の出資により、ベッコアメを足がかりとして、日本およびアジアのホスティング市場に本格参入する考えだ。出資金の一部で東京にEコマース用のホスティングセンターを開設するほか、PRIMUSのインフラとベッコアメのネットワークを接続し、同社の提供するインターネットサービス「iPrimus」をベッコアメを通じて提供していく。

(2000/4/3)

[Reported by nagasawa@impress.co.jp]


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