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【セキュリティ】

WatchGuard、SOHO向けのオールインワンセキュリティ機器

■URL
http://www.watchguard.com/

WatchGuard SOHO  米WatchGuard Technologies社は4日、ファイアウォールやユーザー認証などのセキュリティ機能を手軽に導入できるSOHO向けのセキュリティパッケージ「WatchGuard SOHO」を4月末より国内で出荷すると発表した。

 WatchGuard SOHOは、専用ハードウェア「Firebox SOHO」と管理ソフト、WatchGuard社によるオンラインセキュリティサービスで構成。Firebox SOHOは、ルータに接続して使用する外づけボックスで、大きさはTAと同程度。DSL、ケーブル、ISDNによるネット接続に対応する。オンラインサービスでは、常に最新の状態にシステムを保つことができるほか、セキュリティ関連の最新情報も配信される。オプションでVPN機能なども追加可能だ。価格は7万9,000円で、10ユーザーまで対応(1年間のオンラインサービスを含む)。有料のアップグレードにより50ユーザーまで対応できる。

 国内でもこのところ、DSLやCATVインターネットによる常時接続サービスが普及しつつあるが、中小企業などではセキュリティ面まで手が回らず、不正アクセスの危険にさらされている例も少なくないという。WatchGuardではこういった企業をターゲットに、手軽に導入できるWatchGuard SOHOを販売していく。他社製品との違いについて同社マーケティング担当副社長のMichael V. Martucci氏は、VPNやファイヤウォールをオールインワンで提供しており、プラグ&プレイで簡単に導入できることがWatchGuard SOHOの特徴だとしている。

 なお、同社では、より大規模な企業での利用に対応するFirebox II(500ユーザーまで対応)、Firebox II Plus(5,000ユーザーまで対応)をパッケージしたソリューションもすでに出荷している。また、WatchGuardをベースにしたセキュリティシステムの導入・管理をアウトソーシングできるサービス「WatchGuard for MSS(Managed Security Service)」も、ISPなどを通じて提供される。国内ではネットマークスとKDDが提供することが決まっており、導入費が12万円、月額料金が6万円の予定だ。

(2000/4/4)

[Reported by nagasawa@impress.co.jp]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp