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http://www.netscape.com/ja/browsers/6/index.html?cp=ijahfet04
日本ネットスケープ・コミュニケーションズ株式会社は、先日リリースした次世代WWWブラウザーのプレビューバージョン「Netscape 6 Preview Release 1」に関する記者発表会を開催した。発表会には、米Netscape社のクライアントプロダクト グループプロダクト・ディレクターCindy Roberts氏(写真)らが出席した。
Netscape 6 Preview Release 1は、Netscape社の新型WWWブラウザーで、オープンソースで開発されたブラウザーエンジン「Gecko」の搭載や、コンパクトなファイルサイズと動作の軽快さなどを特徴としている。発表会では、旧バージョン「Netscape Communicator 4.61」と「Netscape 6 Preview Release 1」を同時に起動し、tableタグを多用したWWWページの表示時間を比較させるデモなどを行ない、新バージョンの表示能力をアピールした。
ほかには、「Sidebar」の日本でのパートナーを発表した。Sidebarは、関連サイトや検索結果、ブックマークの内容などをブラウザー画面の左側に表示する機能で、株式情報やニュースなどさまざまな情報を表示できるようにカスタマイズできる。このSidebarへ情報を提供する日本からのパートナー会社として、現在、ニュースの「asahi.com」、旅行情報の「地球の歩き方」、ショッピング情報の「バーゲンアメリカ」、ショッピングとオークションの「楽天市場」、天気情報の「Weather Eye」が決定している。また、国際パートナーとして、CNN、eBay、CNETなどが参加しており、500以上の情報が提供されるという。Sidebar向けの情報は、通常のHTMLで記述されており、容易に作成できるとのこと。
なお、Netscape 6では、外観をカスタマイズできるThemes機能の装備がアナウンスされているが、実装は「Preview Release 2」からになるとのこと。また、日本語版の製品版については、秋頃の発表を予定している。
(2000/4/6)
[Reported by okiyama@impress.co.jp]