■URL
http://www.sonymusic.com
http://www.sonymusic.com/downloaddemo/index.htm
http://www.reciprocal.com/about/pr_04102000_01_p.html
ソニー傘下で大手レコード会社の米Sony Music Entertainment(SME)は10日、米国において、デジタル音楽のダウンロード販売を4月下旬にも開始すると発表した。Alliance EntertainmentやHastings Entertainment、Tower Recordsなどの小売りサイトから、ColumbiaやEpicなど、SME傘下レーベルの楽曲を購入できるようになる。なお、このサービスを受けられるのは、米国内のみ。
デモ画面
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消費者は、ダウンロード購入したい楽曲を「ショッピングカート」に入れ、決済時にクレジットカード情報などを入力する。決済処理が完了すると、楽曲が暗号化されて消費者のコンピューターに転送されるというしくみ。ダウンロードした楽曲は、ソニーの音声圧縮技術「ATRAC3」プラグインを組み込んだMicrosoftの「Windows Media Player」で再生できるほか、SDMI準拠の携帯型プレイヤーに転送して再生することもできる。デジタル著作権管理サービスや与信サービスなどは、米Reciprocalが担当する。
今回発表されたサービスは、1999年12月から日本国内で提供されているソニー・ミュージックエンタテイメントの有料音楽配信サービス「bitmusic」とほぼ同様の形態となる。価格は明らかにされていないが、SMEのデモページでは、1曲2.49ドルの値段が表示されている。配信アーティストとしては、Celine Dion、Lauryn Hill、Pearl Jamなどが予定されている。
(2000/4/11)
[Reported by etoh@nakajima-gumi.net / okiyama@impress.co.jp]