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ネットオークションによる詐欺の防止措置を求めた警察庁の要請を受け、運営会社が対策に迫られている。
「Yahoo!オークション」を運営するヤフーでは、すでに米国で導入されているクレジットカードによる身元確認や、代金と商品の受け渡しを仲介するエスクローサービスなどの導入について検討に入った。
また、フリーメールのアドレスで登録しているユーザーについては、アイコンを表示して区別できるようにする機能も考えているという。フリーメールサービスでは身元を隠したままメールアドレスを取得・利用できるため、ネット詐欺で利用されることも少なくない。このため、フリーメールでの登録は受け付けないネットオークションもある。Yahoo!オークションではフリーメールでの利用が可能だが、「すべてを縛ってしまうのではなく、ユーザーが自分で判断できる材料を提供したい」としている。
実際にどの方法を導入するのか、また具体的な導入時期については検討中だが、できるものから早いうちに導入していく予定だ。
(2000/4/17)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp / ymasa@wizvax.net]