さくら銀行が中心となって設立準備を進めているインターネット専業の「ジャパンネット銀行」に、NTT東日本が5%(10億円)出資することが明らかになった。NTTのテレビ用ネット端末や通信インフラを、バンキングサービスに活用する考えだ。
ジャパンネット銀行は当初、@nifty向けのサービスを目的にさくら銀行と富士通が立ち上げたが、その後、日本生命や三井物産、NTTドコモなども出資を表明。NTT東日本を含め、現在までに8社が参加している。これにより、広くサービスを提供するためのベースがほぼ固まったとしており、今夏のサービス開始を目指す。
ジャパンネット銀行への出資比率は、さくら銀行が50%、住友銀行、富士通、日本生命がそれぞれ10%、東京電力、三井物産、NTTドコモ、NTT東日本がそれぞれ5%となる。
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(2000/4/20)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp / ymasa@wizvax.net]