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富士通と日興證券の合弁証券会社、インターネット・トレーディング証券（IT証券）が24日から営業を開始した。現在は、口座開設の申し込み受け付けと情報提供のみで、実際に取り引きが可能になるのは5月25日からとなっている。
取扱商品は、同証券が選別した47本の投資信託。そのなかで10本のファンドを対象に、顧客が5本のファンドまで選ぶことが可能で、毎月1万円以上1,000円単位の小口積み立てで取り引きができる商品「ためるぞう」も用意している。
口座開設の申し込みは、Webサイトで24時間受け付けており、口座開設料は無料。口座維持費用は、6ヶ月間の月末平均で預り残高が30万円を下回った顧客からは、年額2,000円を徴収するが、9月末まで適用しない。また、積み立てファンド「ためるぞう」契約の顧客は預かり金額にかかわらず無料。
取り引きに応じて付与されるITポイント制度もあり、アット・ニフティクラブポイントとの連携も可能で、ITSグッズなどに6月からポイントを使うことができる。このほか、口座開設者には無料のメールマガジンも発行される。
一方、株式の取り扱いについては10月からを予定しているという。
金融投資情報などは、確かに＠nifty金融ポータルサイト「Finance＠nifty」の情報が提供されるが、営業開始以前にいわれていたほど＠nifty会員向け証券会社という印象はないようだ。
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(2000/4/24)
[Reported by betsui@impress.co.jp]