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【調査結果】

ECではB2Cが高率

日本の小規模企業、ネット利用は低いが意欲は高い~IBM調査

■URL
http://www.jp.ibm.com/NewsDB.nsf/2000/05012

 日本アイ・ビーエム株式会社(IBM)は5月1日、IBMが実施した先進7か国(G7)の小規模企業(従業員数100人未満)のインターネット利用度調査の結果から、日本の小規模企業によるネット利用状況を発表した。それによると、調査国全体の小規模企業でネット利用率が36%のところ、日本は27%で、7か国中6位の結果となった。

 一方、「現在オンライン化していないが、もっと知りたい」と回答した企業は20%で最も高く、「今後3年間には、ビジネスを成功させるためにインターネットが必要不可欠になる」と回答した企業の比率も平均値の約2倍となっており、日本IBMでは「将来の成長が期待される」とコメントしている。

 ほかの結果としては、ネットを利用する小規模企業のうち、ホームページを持つ企業が42%で、ドイツに次いで2位。また、23%がオンライン金融サービスの利用経験があると答えており、調査国のほぼ平均となっている。

 ホームページを持つ小規模企業の中では、42%がWebでの受注業務を行なっており、調査国中2位。また、オンライン販売では日本はB2C(企業から個人への販売)対B2B(企業間取引)の率が他国に比べて最も高く、73%がB2Cだという。

(2000/5/1)

[Reported by masaka@impress.co.jp]


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