■URL
http://doc.altavista.com/company_info/press/pr050400.shtml
http://www.altavista.com/
http://www.raging.com/
Raging Search |
サーチエンジンのAltaVista Companyは4日、サーチエンジンのバージョンアップしたことを発表した。同社の発表によると、AltaVistaは12億ものURLを精査した結果として現在3億5,000万ページ分のインデックスを保有しており、これは同社によると「世界最大」だという。
このバージョンアップのためにAltaVistaは12億URLの中から有用そうなページ、質の高いページを特許出願中の技術によって6億ページを選び出し、コンピュータの中で三次元の地図にして各ページの関連性を調べた。その上でほとんど同じ内容、また似た内容のページがたくさん検索結果に並ばないようにそれらのページを除外し、最終的に3億5,000万ページにまでインデックスの内容を絞り込んだ。
この結果、第三者機関ZD Labsのベンチマークテストでは、AltaVista、Northern Light、Direct Hit、Yahoo!/Inktomi、Google、Fastの5社の中でAltaVistaがもっとも適切な検索結果を出す、との評価がなされた。
今回のバージョンアップではRaging Searchと呼ばれる新しいユーザーインターフェイスも用意された。これはwww.raging.comで利用できるもので、中身はAltaVistaと全く同じなのだが、クエリーを入力するためのフォームなどが簡潔に配置されており、検索だけの用途のために作られている。見かけはGoogleとそっくりだが、Raging Searchではいくつの検索結果を受け取るか、どの言語を検索するか、など幾つかの条件によってカスタマイズできるようになっており、その分便利そうだ。
こうした新しい機能だけでなく、NetscapeのOpen Directory、Looksmartなどと共同作業を行なったディレクトリーやマルチメディア検索機能など、これまでの機能も同じように利用できる。
(2000/5/8)
[Reported by taiga@scientist.com]