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【新製品】

米Sun、「HotSpot」を搭載したJavaの新版「J2SE 1.3」を配布開始

■URL
http://java.sun.com/j2se/1.3/download-windows.html
http://www.sun.com/smi/Press/sunflash/2000-05/sunflash.20000508.3.html

 米Sun Microsystemsは8日、Javaの新版「Java 2 Platform, Standard Edition(J2SE) 1.3」の正式版の配布を開始したと発表した。新版では仮想マシンとして「Java HotSpot Client VM」を標準で採用し、前バージョンと比べて起動速度を40%短縮するとともに、必要メモリを25%縮小したという。

 J2SEでは、実行環境のコンポーネントとして「Java Plug-in」を組み込み、Plug-inを通じて、アプレットやアプリケーションを実行する。さらに、RSAの電子署名技術や「X.509」認証、Netscape署名入りファイルの照合などに対応し、セキュリティを強化している。また、CORBA対応のシステムとの接続性を向上する「RMI/IIOP」や、LDAP対応のディレクトリにアクセスできる「Java Naming and Directory Interface(JNDI)」を搭載した。

 J2SE 1.3には、現在、Windows 95/98/NT/2000版が用意されている。バイナリ版が無料公開されているほか、同社のライセンス方式「Suns Community Source Licensing (SCSL)」を通じて、ソースコードも無料配布されている。Linux版とSolaris版は6月にリリース予定。

(2000/5/9)

[Reported by etoh@nakajima-gumi.net / taiga@scientist.com]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp