■URL
http://www.npd.com/
マーケット調査会社の米The NPD Groupは9日、サーチエンジンの満足度に関する調査結果を発表した。
それによると、サーチエンジンを訪れる人のうち82%が「ほとんど」あるいは「すべて」必要な情報を見つけることができたと答えた。これは、1999年の秋に行なわれた調査の77%を大幅に上回っている。このことと調和して、自分がいつも使っているサーチエンジンを「最高」だと評価した人は39%に上り、前回の調査時の33%を上回っている。さらに、「とても良い」と答えた人との合計は56%に達した。
また、サーチエンジンで目的の情報が見つからなかった場合、77%の利用者が同じサイトで違う方法で検索することを選び、目的の情報を得るために他のサーチエンジンに移った人は19%だった。また、4%の人は検索が失敗に終わった場合、「他の方法」によって目的の情報を得た。
この調査結果についてNPD Groupでは「多くのユーザーは、どのサーチエンジンも同じ情報を提供していると考えているため、自分が知っているサーチエンジンにとどまる。サーチエンジンは、デザインや機能を変化させる場合に、こうした顧客のロイヤルティーに注意を、顧客離れを防がなければならない」と分析している。
(2000/5/10)
[Reported by taiga@scientist.com]