■URL
http://www.ibm.com/Press/prnews.nsf/jan/961CAE5D3968F7C7852568DD004FB68A
企業はインターネット技術を単にコスト削減や効率アップのための道具としてではなく、成長のためのチャンスだと捉えていることが12日に発表された報告書で明らかになった。この調査は経済誌「The Economist」を発行しているグループの一員、The Economist Intelligence UnitとIBMが共同で行なったもので、欧米、アジアの企業の上級幹部350人を対象に行なわれた。
それによると、80%の幹部はインターネットを利用して全く新しい市場や新しいビジネスを始めたいと考えていた。半分の回答者はインターネット技術が既存の基本的なビジネスモデルを変革すると考えており、3分の1はインターネット技術に基づいたビジネスモデルに企業全体を変革していかなければならないと考えている。
こうした企業変革を行なう際に問題となる要素は、回答者の50%は「Eビジネスのスキルを持った従業員の不足」と答え、さらにほぼ同数が「鍵となる中間管理職の理解のなさ」を挙げた。それに対して「適切な技術基盤の不足」と答えたのはたった30%だった。
(2000/5/15)
[Reported by taiga@scientist.com]