|
|
■URL
http://www.microsoft.com/presspass/press/2000/May00/SecurityUpdatePR.asp
http://officeupdate.microsoft.com/
米Microsoftは15日、「Outlook」のセキュリティを強化するアップデータを来週に無料で配布開始すると発表した。Outlookを介して感染が広がる「I Love You」や「Melissa」などのウィルスへの対策とする。
このアップデータにより、ウィルスの拡散に利用される、実行コードを含む添付ファイルの展開を防ぐ機能や、外部プログラムがOutlookのアドレス帳にアクセスしたり、電子メールを送信しようとすると、ダイアログボックスで警告する機能が加えられる。また、セキュリティゾーンのインターネットゾーンの初期設定を、「trusted(安全)」から「restricted(最も安全)」へと変更し、ユーザーの許可なしに自動スクリプトやActiveX Controlsが実行できないようにするという。
このセキュリティ強化アップデータには、Outlook 98およびOutlook 2000用が用意される。Outlook 2000については、アップデートする前に「Service Release 1(SR-1)」を当てておく必要がある。SR-1アップデータも、無料で提供されている。
(2000/5/16)
[Reported by etoh@nakajima-gumi.net / yuy@ibm.net]