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【新製品】

「Mac OS X」用Internet Explorerが登場――WWDC会場でSteve Jobsが披露

■URL
http://www.apple.com/macosx/applications/ie/
http://www.microsoft.com/presspass/features/2000/05-15apple.asp

IE for X画面 米国サンノゼで開催中の開発者向け会議「Worldwide Developer Conference (WWDC)」において、Macintoshの新OS「Mac OS X」に対応するWWWブラウザー「Microsoft Internet Explorer Macintosh Edition for Mac OS X」が披露された。WWDC会場で参加者向けに配布される「Mac OS X Developer Preview 4」に同梱されている。なお、Mac OS Xの正式版は2001年1月にリリース予定。

 Mac OS X用のIEは、現行の「Internet Explorer 5 Macintosh Edition」をベースとしたもの。さらに、Mac OS 8以降とMac OS Xの両方に対応するアプリケーション環境「Carbon」を用いたアプリケーションとなる。新版では、Mac OS Xの新機能により、Webページに応じて動的に仮想メモリを割り当てたり、プリエンプティブ・マルチタスク機能により、IEまたは他のアプリケーションがクラッシュした場合でも、他へと影響を及ぼさないという。

 なお、Mac OS X用のIEは、米AppleのCEOを務めるSteve Jobs氏の基調講演の中で披露された。ここでは、Mac OS Xのスクリーン下部に設けられる新機能「Dock」を用いて、Webページにブックマークを追加するデモなどが行なわれた。Dockは、フォルダやアプリケーション、書類、ウィンドウ、Webサイトのリンクなどを、小さなアイコンにして格納しておけるラウンチャー。

(2000/5/16)

[Reported by etoh@nakajima-gumi.net]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp