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http://www.iplanet.com/alliance/press_room/press_releases/051600.html
米Sun-Netscape Allianceは16日、電子商取引市場向けのプラットフォーム「iPlanet Market Maker 1.0」を発表した。これは、電子商取引市場向けのソリューション「Open Digital Marketplaces」を構成する製品の1つで、大企業やサービス提供会社、新興のドットコム企業などに対し、企業間(B2B)電子商取引の創設、運用に必要なソリューションを提供する。2000年秋の出荷を予定している。
Market Makerは、企業向けのJava環境「J2EE」やHTTP、LDAP、XMLなどの標準仕様に対応した、B2B市場向けモジュールの統合製品。これらのモジュールを使って、カタログの集約やオークションの運営、コンテンツの配信などのほか、ディレクトリやコミュニティサービスの提供が可能になる。また、標準的な開発ツールを使用して、特定市場向けにサービスをカスタマイズしたり、機能を拡張することもできる。
Open Digital Marketplacesソリューションは、Market Makerのほか、電子商取引アプリケーションのBuyerXpertやSellerXpert、BillerXpertなどで構成される。同ソリューションは、iPlanet Application ServerやWeb Serverといった電子商取引用のインフラ上で稼働する。
(2000/5/17)
[Reported by etoh@nakajima-gumi.net]