■URL
http://www.eudora.com/eims
http://www.eudora.com/qpopper
http://www.qualcomm.com/cda/pr/view/0,1565,303,00.html
米QUALCOMMは18日、電子メールサーバーの新版をリリースした。新版は、Macintosh用の「Eudora Internet Mail Server(EIMS)3.0」と、UNIX用の「Qpopper Server 3.0」の2種類で、スループットの向上やセキュリティの強化、対応する標準プロトコルの拡張などが図られている。価格は、EIMS 3.0は399ドル。Qpopper 3.0は無料で公開されている。それぞれ同社サイトから入手可能。
EIMS 3.0では、前バージョンに比べてスループットを最大2倍まで高め、既存のハードウェアで、増加する電子メールのトラフィックに対応できるようになったという。さらに、SMTP AUTHに対応するセキュリティ、メール中継の制限機能、スパム排除機能、電子メールの乗っ取りを防ぐ機能などが追加されている。また、新版では、新たにIMAP4に対応している。
Qpopper 3.0では、安定性やセキュリティ、標準仕様への対応を強化した。さらに、メールボックスのロッキングコードの更新、クライアントへのエラー対策を含む通知機能、スクリプトを使ったコンパイル時間の設定機能などが追加されている。
(2000/5/19)
[Reported by etoh@nakajima-gumi.net / yuy@ibm.net]