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【業界動向】

ソフトバンク、DSLサービスの新会社設立

■URL
http://www.softbank-net.com/ (ソフトバンクネットワークス)
http://www.speednet.co.jp/ (スピードネット)

 ソフトバンクネットワークスは22日、DSLによるインターネット接続サービスを提供する新会社「株式会社エックステージ」を設立したと発表した。一般家庭や法人などを対象とした定額制のサービスを今年度中に首都圏などで開始する。

 NTTの電話網をアクセス回線として利用するほか、利用者の多いビルや集合住宅には独自の光ファイバー網を調達。これにより、最大8Mbpsの通信が可能になるという。料金は、すでに他社が提供しているDSLサービスと同程度の月額数千円になる見込み。

 ソフトバンクネットワークスは、ソフトバンクグループのインターネットインフラ関連事業を統括する中間持株会社。同グループには、すでに定額制ネットサービスを提供する会社としてスピードネットがあるが、新会社では有線、スピードネットでは無線という形ですみ分けていくという。

 なお、スピードネットは19日、約300世帯のモニターによる無線接続の追加実験を9月から2001年の2月にかけて埼玉県浦和市、大宮市、与野市で実施すると発表している。これにより、当初予定されていた今年夏からのサービス開始は事実上延期されることになった。

(2000/5/22)

[Reported by nagasawa@impress.co.jp / ymasa@wizvax.net]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp