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【新技術】

アプリケーションソフトを“ストリーミング配信”する技術

■URL
http://www.softwarewow.com/

 米SoftwareWow.com社は22日、同社が開発したアプリケーションソフトの配信システム「Distributed Software Delivery Architecture(DSDA)」を発表した。従来、オンラインソフトを利用する際に必要だったダウンロード、インストール、起動という過程を排除し、まるで動画や音楽のストリーミング配信のような感覚でアプリケーションソフトが利用できるようになる。

 ユーザーは、専用のクライアントソフト「SoftwareWow Player」をパソコンにインストールしておくことで、DSDAで配信されるソフトが利用できる。Web上で希望のソフトをクリックするだけで、SoftwareWow Playerによって必要なプログラムが読み込まれ、自動的にソフトが起動。ソフトを終了すれば、そのソフトが作成したショートカットアイコンやDLLなどが自動的に消去されるほか、レジストリの設定も元に戻される仕組みだ。

 同社では、ソフトハウスやオンラインソフトのダウンロードサイトなどに向けてDSDAによるサービスを提供していく。ソフトのコード修正や書き換えは不要だとしており、同社ではすでに100種類以上のソフトが対応していることを確認済み。既存のASPのプラットフォームと組み合わせて使用することも可能だという。すでにZDNetがDSDAによるソフト配信をこの夏から行なうことが決まっている。

(2000/5/23)

[Reported by nagasawa@impress.co.jp / taiga@scientist.com]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp