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http://press.nokia.com/PM/782371.html
第3世代(3G)携帯電話システムの標準化団体「3rd Generation Partnership Project(3GPP)」は26日、将来のIPマルチメディアサービスのプロトコルとして、「IPv6」の採用を承認した。IPv6の採用は、フィンランドのNokia社が提唱していた。
Nokiaは、同社のネットワークでIPv6の実装を進め、IPv6をベースとするモバイル通信ネットワーク「Mobile Packet Core Network」を実現する計画。このMobile Packet Coreは、「SGSN(Serving GPRS Support Node)」や「GGSN(Gateway GPRS Support Node)」から構成され、商用運営開始した初日からIPv6に対応可能になるとしている。
IPv6は、現行のIPv4に比べて大幅にアドレスを増加することが可能な、次世代のインターネットプロトコル規格。IPv4に比べて、さまざまなサービスに必要なセキュリティや通信品質の向上も図られている。
(2000/5/29)
[Reported by etoh@nakajima-gumi.net]