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■URL
http://www.palm.com/pr/053000.html
http://www.palm.com/enterprise/server.html
米Palmは30日、企業向けに「Palm OS」搭載機の管理・同期システム「Palm HotSync Server」と「Microsoft Exchange Conduit」を出荷開始したと発表した。Windows NT上で動作し、企業へのPalm機導入を促す製品となる。最大5ユーザーまで使用できるライセンスが、HotSync Serverは2,400ドル、Microsoft Exchange Conduitは330ドルで、即日出荷されている。なお、年内には、Palm OS搭載機に加えてWindows CE搭載機にも対応する予定。
HotSync Serverは、Aether Softwareの「ScoutWare」技術をベースにしたもので、携帯情報端末およびアプリケーションの管理、グループウェアや企業情報システムとの同期、携帯情報端末向けのアプリケーションの開発、の3つの機能を提供する。無線や有線モデム、クレードルを介して接続することができる。
Microsoft Exchange Conduitは、米Chapura社が開発したもので、Exchangeの電子メールや予定表と、Palm機のDateBookおよびメールとの統合を可能にする。
これらに関連して、米CompuCom社がHotSync Server向けの設定、カスタマイズサービスを提供開始したことを明らかにした。また、米Synchrologic社は、HotSync Serverへの対応を強化した製品「iMobile Data Synchronization」を発表。これは、携帯情報端末と企業データベースとの同期サービスを開発する機能を提供する製品。
(2000/5/31)
[Reported by etoh@nakajima-gumi.net]