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【業界動向】

モバイル機器向けデータ同期仕様「SyncML」のドラフト仕様が公開

■URL
http://www.syncml.org/news.html

 モバイル機器向けのデータ同期の標準化を進める業界団体「SyncML」は31日、ドラフト仕様と参照ツールキットをリリースしたと発表した。これらは、同団体のサイトで公開されている。

 SyncML仕様では、XMLに基づくSyncMLフォーマットと、SyncMLの同期プロトコルを規定している。ツールキットには、HTTPやWAP、OBEX上でSyncMLを使用するための情報が含まれている。同団体は、6月23日に米国で開催される「SyncML Supporter Summit」において、これらの技術を披露する予定だ。

 SyncMLは2000年2月、Ericsson、IBM、Lotus、Motorola、Nokia、Psion、Palm、Starfish Softwareの8社によって設立。それ以降、SymbianやExcite@Home、BT Cellnetなど200社近い企業が対応を表明している。同団体は、様々なプラットフォームや通信技術において、シームレスに情報を交換できるデータ同期標準技術の策定を目指している。

(2000/6/1)

[Reported by etoh@nakajima-gumi.net]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp