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■URL
http://www.ntt-me.co.jp/
http://www.oracle.co.jp/
NTT-MEは6日、日本オラクルとASP事業で提携し今月からサービスを開始することと、本年9月に「MEデータセンター」を構築することを発表した。
ASPサービスは、まず統合会計サービスの提供から開始する。NTT-MEが4月3日から提供している電子掲示板やスケジューラなどのグループウェアサービス「ME WAVE ASPサービス」のメニューに、会計業務アプリケーションの「OracleApplications」を追加するかたちで行なう。
このサービスは、すでにNTT-ME子会社9社に試行的に提供しており、一般の顧客にも営業活動を開始しはじまったところ。今後は、OracleApplicationsのSCM（資材調達から物流までサポートするサービス）、CRM（顧客情報など営業支援サービス）などのメニューも追加していく方針。
料金は、初期費用として1社あたり200万円程度、月額利用料として1ユーザーあたり10数万円を予定している。2002年度の売上高は、1,000社が数メニュー利用すると想定し50億円を見込んでいる。
日本オラクルは、パートナーシップをとってASP事業を進めていく方針をとっているが、OracleApplicationsを用いたASP事業としては本年2月に発表した日立との提携に次ぎ2社目。日本オラクルとASP事業を行なうことを表明している企業は日立、NTT-MEを含め21社あり、年内にはあと数社が具体的なビジネスモデルを発表するだろうとしている。
一方、「MEデータセンター」は東京都心部に述べ床面積5,000平方メートル規模のセンターを構築する。同センターは、全国150ヶ所のアクセスポイントを持ち50Mbps～最大600Mbpsの大容量で高速なバックボーン「XePhion2000」を基幹回線としていることから、高度なサービスがサービスを提供できるという。基本サービスは、ハウジング、サーバーホスティング、インターネット接続、運用保守となっており、初年度5億円、2002年度50億円の売上を見込んでいる。
(2000/6/6)
[Reported by betsui@impress.co.jp]