■URL
http://www.sbforums.co.jp/ni2000/
6月7日、幕張メッセにてネットワーク関連の展示会「NetWorld+Interop 2000 Tokyo」が開幕した。NetWorld+Interop(N+I)は、最新のネットワーク技術や製品に関する総合展示会で、日本では今年が7回目の開催となる。会期は6月9日まで。国内/海外の356の企業が出展している。主催は「NetWorld+Interop 2000 Tokyo実行委員会」で、ネットワーク協議会、日本インターネット協会、ソフトバンクフォーラム株式会社が運営にあたる。なお、コンファレンスは6月5日から先行して開催されている。
N+Iの特徴は、会場内に大型ネットワーク「ShowNet」が構築/運用されること。このネットワークは会期中の3日間ノンストップで運営され、会場内の展示ブースを接続している。今年のShowNetのバックボーンでは、POS(OS-192/OC-48)とGigabit Eathernet(1000Base-SX)を採用しており、最高9.6Gbpsの超高帯域の回線を実現するという。また、プロトコルにはIPv4とともに次世代プロトコル「IPv6」も並行して運用される。
展示会場では、「ネットワーク・インフラストラクチャー」、「キャリア/ISP」、「ネットワーク・ソリューション&ソフトウェア」の各コーナーで構成されており、さらに、その中で「セキュリティゾーン」、「ASPゾーン」などテーマごとに分けられ製品が展示されている。
ほかには、ShowNetをツアー形式で見学できる「ShowNetウォーキングツアー」(NOCチームメンバーが解説)への参加や、ShowNetの高帯域ネットワークを利用したデジタルビデオネットワーク「ShowNet Live TV」による中継などを見ることができる。また、無料のスペシャルセッションや有料のコンファレンス/チュートリアルも連日実施されている。
なお、会場では、ASP関連のセミナー/展示を行なう「ASP Summit Tokyo Spring」も同時開催されている。
(2000/6/7)
[Reported by okiyama@impress.co.jp]