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■URL
http://corporate.yahoo.com
ポータル最大手の米Yahoo!は26日、企業向けにカスタマイズしたポータルサービスを提供する「Corporate Yahoo!」を発表した。これは、個人向けのサービス「My Yahoo!」と同じインターフェイスで、企業独自のコンテンツやアプリケーションと、Yahoo!のコンテンツやサービスを統合して社内向けに提供できるサービス。
同サービスでは、米TIBCO Softwareの「ActivePortal」技術を用いて共同開発した「Yahoo! Portal Builder」により、ファイアウォール内のイントラネットやデータベース、企業アプリケーションなどに、Yahoo!のコンテンツを組み込むことが可能となった。両社は、1999年5月に企業向けのパーソナライズサービスを提供することをアナウンスしている。
なお、Yahoo!は同サービスにおいて、米Inktomiの検索サービスを優先的に提供することで提携。さらに、米Hewlett-Packardが優先リセラーとなり、販売やマーケティングやシステム統合、顧客サポートなどを提供。また、WebExがイントラネット向けに、Web会議などのビデオ会議ツールを優先的に提供していく。
米Merrill Lynchでは、企業情報ポータル市場は1998年の44億ドルから2002年には148億ドルに拡大すると予測。このような拡大市場に向けて、Yahoo!は世界22カ国の12言語で展開するポータルサイトで、同サービスを提供していく予定だ。
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(2000/6/27)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]